＜男子ゴルフ＞20歳の韓国キム・ジュヒョン、ついにPGA進出確定 「夢みたい」

2022〜2023シーズン米国プロゴルフ（PGA）ツアー進出を確定した韓国男子プロゴルファーのキム・ジュヒョン（20）が喜びを爆発させた。

キム・ジュヒョン（トム・キム） の最新ニュースまとめ

　キム・ジュヒョンは去る1日（日本時間）、米ミシガン州デトロイトで終了したPGAツアー「ロケット・モーゲージ・クラシック（Rocket Mortgage Classic）」で最終合計18アンダー270で単独7位を記録し、大会を終えた。

　キム・ジュヒョンにとって今大会は、PGAツアー特別臨時会員資格を受けた後に参加する2度目の大会だった。大会前までフェデックスポイント327点を確保していたキム・ジュヒョンは、同日7位で90点のポイントを追加し、合計417点。来週開かれるシーズン最終戦「ウィンダム選手権」の基準公式フェデックスポイント順位の125位よりも多いポイントを獲得すれば公式会員となるが、現在の順位は100位よりも高い位置にいる。正規シーズン最終戦で脱落し、ポイントを追加できなくても、125位より高いポイントを確保する可能性が高い。LIVゴルフに移籍した選手がフェデックスカップポイントランキングから外れる場合は、現在よりも順位はアップする見込みだ。

　特別臨時会員になると、正規シーズ終了時まで出場に制限を受けない。そのおかげで、先週の「3Mオープン」、そして今大会と来週のシーズン最終戦として開かれる「ウィンダム選手権」まで全て出場する機会を得た。

　PGAツアー側は試合後、公式資料を通して「特別臨時会員を受諾したキム・ジュヒョンが『ロケット・モーゲージ・クラシック』をトップ10で終えれば、来週のシーズン最終戦の結果と関係なく、フェデックスポイント125位よりも高いポイントを維持するのに十分だと予想する」とし、キム・ジュヒョンのPGAツアー出場権獲得のニュースを伝えた。

　これに、キム・ジュヒョンは「幼いころからPGAツアーでプレーしたいと強く願っていた」とし、「このように現実に近づくことができて光栄だ。早く来シーズンのPGAツアーで試合がしたい」と心境を明かした。