韓国外交部によると、朴振長官はこの日、カンボジア・プノンペンのソカホテルで開かれたアセアン+3外相会議に出席し、中国の王毅(おうき)国務委員兼外交部長、日本の林芳正外相をはじめとするASEAN諸国10か国の長官らと会った。
この席で朴振長官は、「日・中・韓3か国間の協力は、域内の平和と繁栄のために重大である」とし「近いうちに日・中・韓首脳会議の開催を含めて、協力活性化案について模索していこう」と明らかにした。
この日の会議参加者らは、今年のASEAN関連会議のテーマである「挑戦に対する共同対応(Addressing Challenges Together)」のもと、パンデミック以後の経済回復および保健協力案について議論し、朝鮮半島およびミャンマーなど地域情勢に対する意見を交換した。
朴振長官は「ASEAN+3が新型コロナウイルスの危機も正常に対応した点を想起しながら、この日の会議を契機に採択したASEAN+3作業計画を通じて、サプライチェーンの妨害、インフレーション、食糧・エネルギー危機など、きょうの挑戦課題もともに克服していこう」と述べた。
ASEAN+3作業計画は5年ごとに採択される協力計画として、△政治・安保△経済△社会・文化などの分野で構成されている。
また、会議参加者らは経済回復案と関連して、「地域的な包括的経済連携 (RCEP)協定」の今年度発効を評価し、今後RCEPがサプライチェーンの回復および貿易・投資増進に寄与することを期待した。
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