第2四半期の実績は今年第1四半期に記録した四半期基準で、過去最大実績だった7884億ウォン(約804億円)には多少及ばなかったが、過去2番目に高い営業利益だ。
今年第2四半期の売上高は3兆3324億ウォン(約3400億円)で前年同期比71%増加し、今年第1四半期の売上高2兆8052億ウォン(約2863億円)もはるかに上回った。
部門別に見ると、第2四半期旅客路線の売上高は、新型コロナウイルス感染症の拡散傾向の沈静化と主要国の国境開放基調に支えられ、8742億ウォン(約892億円)を記録した。
第2四半期の貨物売上高は2兆1712億ウォン(約2216億円)を記録し、前年同期比44%増加している。ウクライナ戦争の長期化、中国主要地域の封鎖などで物流サプライチェーンの混乱も続いているが、自動車・半導体・電子設備などの基盤需要や、新型コロナウイルスプロジェクト品目(診断キットなど)の運送が好調を見せた。
ただ、同社では下半期の市場展望をやや低く見ている。旅客事業は新型コロナの再流行や原油価格の変動など外部変数の影響で、当初の予想より需要回復傾向が鈍くなると予想した。
同社は来月まで新型コロナ発生以前に比べ、50%水準まで段階的に供給することを目標に、市場需要に対して弾力的に対応する予定だ。
貨物事業の場合、供給増加が見込まれる。それだけに、旅客機定期便の活用、地域別市場需要・供給変動に合わせた路線運営等を通じて、収益の極大化に集中する方針だ。
同社関係者は「グローバルインフレの深化にともなう実体経済萎縮などにもかかわらず、安全運航基調を土台に、旅客事業正常化および貨物収益向上のために努力していく計画」と述べた。
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