ソウル蚕室運動場に「テロ予告」、市民1千人が避難…爆発物は発見されず、犯人を特定し聴取へ

韓国ソウル市内にあるチャムシル（蚕室）運動場への「テロ予告」を受け、現地警察が出動。市民およそ1000人が避難する騒動があった。

　ソウル警察庁は去る7日、オンライン掲示板に投稿された「蚕室運動場、爆弾テロ予告」を発見し、特別チームを派遣して捜索をおこなった。

　警察と消防当局は、蚕室運動場で「ソウルフェスタ2022」を準備中だったスタッフなど約1000人を避難させた。また、蚕室運動場でプロ野球の試合を準備していた選手とスタッフ、チーム関係者にも避難を呼びかけた。

　警察は、蚕室運動場の内部などを捜索したが爆弾らしきものは発見できず、捜索活動を終了。その後、「テロ予告」をネット掲示板に投稿した人物の身元を特定し、事情聴取に乗り出した。

　なお、この日午後、蚕室運動場で予定されていた韓国プロ野球LGツインズ対キウム・ヒーローズの試合は正常に行われた。