サムスン電子のノ・テムン(盧泰文)MX事業部長(画像提供:wowkorea)
サムスン電子のノ・テムン(盧泰文)MX事業部長(画像提供:wowkorea)
「ことしは1000万台以上のフォルダブル(折り畳み)スマホを販売し、『フォルダブルスマホの普及元年』とする。またフォルダブルスマホが2025年まで、当社による高級スマホ販売の50%以上を占めるようにする」

サムスン電子のノ・テムン(盧泰文)MX事業部長(社長)が10日(米国時間)、「ギャラクシー・アンパック2022」の記者会見で、フォルダブルスマホに関する強気の事業目標を発表した。1000万台は、前作の合計販売台数である約800万台を25%上回る。

こうした目標を達成するため武器となるのが、第4世代フォルダブルスマホ「ギャラクシーZフォールド4」「ギャラクシーZフリップ4」だ。

2機種はヒンジを減らしたことでスクリーンが広くなり、画面への没入感を改善。製品をつかんだ時のグリップ感も高まった。米グーグル、米マイクロソフトとの提携では、利用者が多く利用するアプリのマルチタスク体験を改善した。

価格は韓国基準で「フリップ4」(256GB)が10万ウォン(約1万円)程度の値上げ、「フォールド4」(同)は据え置きとした。

盧社長は「適切な価格を策定するうえでは不利な状況だが、こうした部分を考慮してもフォルダブルスマホの普及のため、消費者が気軽に購入できるよう苦心した。販売台数を増やし、この難しい局面を乗り越えるという意思を価格に反映させた」と説明した。

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