VIVE STUDIOS、「バーチャル プロダクション デモデー」盛況(画像提供:wowkorea)
VIVE STUDIOS、「バーチャル プロダクション デモデー」盛況(画像提供:wowkorea)
VIVE STUDIOSは今月16日から19日までクァンジュ(光州)市コンジアム(昆池岩)にあるバーチャルスタジオで行われた「バーチャル プロダクション デモデー」を盛況裏に終えたと明らかにした。

今回のイベントでは、体感できるARコンテンツの実装をはじめ、バーチャルプロダクションの核心技術に挙げられるインカメラ視覚特殊効果(VFX)技術を利用した撮影過程と結果物を披露し、参加者の注目を集めた。赤い惑星の火星、チュンチョンナムド(忠清南道)のパドリ(波涛里)海蝕洞、墜落ヘリコプターの残骸などをベースにした映像の制作過程が紹介された。

バーチャルプロダクションは時代や空間的場所の制約を受けずに高品質の背景をリアルタイムで追加・削除できる撮影環境を提供する。これにより製作時間とコストを削減できるだけでなく、セットの設置・撤去などによる環境的負担を大幅に減らすことができる。

同社側は「制作されたデジタルアセットは他の映像で継続的に活用でき、ゲームエンジンをベースに製作されるため、即時にゲーム化でき、メタバスで接続が容易なのもバーチャルプロダクションのメリット」と説明した。科学技術情報通信部によると、バーチャルプロダクションベースの実体験コンテンツ市場の規模は来年411兆ウォン(約42兆円)に達する見通しだ。

この日のイベントでは、人工知能(AI)バーチャルヒューマン技術を活用したリアルタイムフェイススワッピング体験ブースも用意され好評を得た。Webカメラでユーザーの表情と視線情報をキャラクターに変える2Dキャラクターリターゲティング、2D写真を3Dシーンに切り替えるニューラルレンダリング技術なども紹介された。

VIVE STUDIOSは来年上半期のバーチャルプロダクション統合制御ソリューション「VIT(VIVE STUDIOS Immersive Technology)」を商用化する計画だ。これはソフトウェア・ハードウェアを融合した映像制作ソリューションだ。キム・セギュVIVE STUDIOS代表は「今回のイベントを通じて、バーチャルプロダクションの潜在的可能性と価値を積極的に知らせ、多様な分野でのコラボレーション機会を拡大するきっかけとなることを期待する」とし「これまで蓄積してきた制作能力と技術を基に今まで経験できなかったバーチャルコンテンツの無限の可能性を継続的に確認させていく」と話した。
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