22日、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」はピョンヤン(平壌)医学大学病院ヤン・ヒョンミン副院長の発言を引用し「人々がマスクを着用すれば呼吸器系を保護するとともに、様々な疾病を予防できる」と主張した。
先立って北朝鮮は10日、平壌で全国非常防疫総和会議を開き「新型コロナウイルス戦争で勝利した」と宣言し、これまで維持してきた「最大非常防疫体系」を下方修正した。北朝鮮は先月末から新型コロナウイルスと疑われる新規発熱者も1人も出ておらず、今月初めからは発熱者全員が完治したと主張してきた。ただし、依然として変異ウイルスの流行などで再拡散の可能性が存在する状況で防疫の手綱を締めている様子だ。
労働新聞は「マスクをつけた人はそれをつけていない人に比べてウイルス性疾病や気管支炎、気管支喘息、肺気腫のような呼吸器疾患を起こす因子による感染を一定程度で予防できるという」と強調した。
続いて「マスクを着用する目的は、ウイルスをはじめとする各種の病菌が呼吸器を通じて体内に侵襲できないようにすることにあるだけに、防疫学的要求どおり正確に着用することが重要だ」と強調した。
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