26日(現地時間)、米商務省によると、今年7月のPCE価格指数は前年同月比6.3%上昇し、前月の6月当時の上昇率(6.8%)より0.5%ポイント下落した数値となった。6月当時は1982年1月(6.9%)以降40年5か月ぶりの最高値を記録したが、1か月ぶりに急騰傾向が一段落した。1か月前と比べた7月のPCE指数は0.1%下落した。
変動性の大きいエネルギー、食料品を除いたPCE価格指数は1年前と比べて4.6%上昇し、6月(4.8%)より緩やかな上昇率となった。
先立って労働部が発表した7月消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月対比8.5%を記録し、ウォール街予想値を下回ったが、PCE物価もこれに連動した結果となった。
連邦準備制度(Fed)が通貨政策を行う際に参考にする指標であるため、PCE物価が注目される。連邦準備制度は経済展望をする際、CPIではなくPCE展望値を出している。
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