3月24日に発射された新型ICBM「火星17」=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
3月24日に発射された新型ICBM「火星17」=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は29日の国会国防委員会で、北朝鮮は核実験を実施できる状態にあるが現在、特別な動向はないと明らかにした。

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 李氏は北朝鮮の北東部・豊渓里にある核実験場の動向について、「3番坑道は核実験が可能な状態で、特異な動向は確認されていない」と報告。ミサイルについては大陸間弾道ミサイル(ICBM)や短距離弾道ミサイル(SRBM)などの発射準備を続けていると明らかにした。

 北朝鮮軍は韓米合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」に対応して警戒勤務を強化する一方、夏季訓練と新型コロナウイルス防疫、豪雨被害の復旧を行っているという。

 李氏は「北は核とミサイル能力を高度化し、7回目の核実験準備まで完了した状況で厳しい安全保障状況が続いている」として、「UFS期間に韓米の連携下で北の挑発兆候を監視している」と述べた。


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