韓国唯一にして最大のミュージックビデオ授賞式が、盛大に幕を上げる。音楽専門チャンネルm•netとkmTVは、来たる12月4日、ソウル慶熙大平和の殿堂にて<2004年ミュージックビデオフェスティバル>を開催するにあたり、去る11月5日、24部門候補作総80作のミュージックビデオを最終発表し、ネットとモバイルでの投票に突入する。

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本年で6回目を迎える<2004年ミュージックビデオフェスティバル>は、授賞式とともに華やかなショーが繰り広げられるなど、視聴者、歌手、スタッフらが一同に介し楽しめる、名実ともに音楽業界最大のイベント。国内音楽界のイベントのうち、会場に“レッドカーペット”が準備される、唯一無二の授賞式でもある。

今回のフェスティバルは、ソ・テジ、ピ、フィソン、イ・スンチョル、東方神起、イ・スヨン、Gummyなど、今年一年間に発表された総458作から、すでに80候補作が選ばれており、約1ヶ月間の厳正な審査を経て、12月4日、最終部門別受賞作が発表される。
候補作としてノミネートされた80作のミュージックビデオは、これから専門審査員団審査(30%)、インターネット・モバイル投票(30%)、専門リサーチ機関ミュージックビデオ好感度調査(30%)、m・net、kmTV選定委員会審査(10%)を経て、部門別受賞内訳が決定される予定だ。

去る5日から実施されているネット・モバイル投票の場合、開始から10分間で10万名以上が同時にアクセスしたため、サーバがダウンするなど、現在、爆発的な関心が寄せられている。

本年、一際熾烈な競争が予想されているのは、ピ、ソ・テジ、SE7EN、MCモン、フィソンなど、強敵の多い男性ソロ部門と、Gummy、BoA、ユジン、イ・スヨン、チャン・ナラなど、未だに接戦を繰り広げている女性ソロ部門。

また、2つの部門で同時にノミネートされている歌手は、ソ・テジ(男性ソロ部門/ロック部門)、東方神起(新人グループ部門/ダンス部門)、SHINHWA(男性グループ部門/ダンス部門)の3組で、最多受賞者の栄誉を賭け、熱い決戦が繰り広げられると見られている。

CJメディアとパランドットコムが主催し、文化観光部、韓国観光公社らが後援するこのイベントは、m•netとkmTV、日本のミュージックオンTVなどで、当日4時間生放送され、各インターネット放送を通じて世界中継される。また、日本の衛星放送KNTVとSo-net、中国の上海オリエンタルTV、アリランTVなどを通じ、日本・中国・アメリカ・ヨーロッパ・東南アジアなどでも放送される予定だ。

一方、本年出品された458作のミュージックビデオを検討した結果、昨年と制作数が同じであることが判明。不景気といわれる音楽市場にもかかわらず、相変わらずミュージックビデオの需要は高いと思われる。
ただ、ミュージックビデオに映画やドラマの映像を挿入するケースが増えており、映画のサントラ、ドラマのサントラを広くPRするため、ミュージックビデオ制作数が増えたという点が、昨年とは異なると分析されている。

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