「タヌリ」が8月29日14時、地球から130万キロメートル離れた地点で撮影した地球(画像提供:wowkorea)
「タヌリ」が8月29日14時、地球から130万キロメートル離れた地点で撮影した地球(画像提供:wowkorea)
科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院は1日、月探査機の「タヌリ」が撮影した地球と月の写真を公開した。「タヌリ」は8月26日、地球から約124万キロメートル離れた地点から、高解像度カメラで地球と月を共に写真に収めた。高解像度カメラの任務上の撮影距離である100キロメートルより1万2000倍以上離れた地点で、カメラの機能を点検するため撮影を行ったものだ。

「タヌリ」の磁気測定器も打ち上げから約5時間後、地磁気の磁気圏界面を観測した。海外の観測資料を通じてのみ確認できていた磁気圏界面を、今回は韓国が開発した「タヌリ」で観測することができた。

「タヌリ」は打ち上げから27日が過ぎた1日現在、地球から133万キロメートル離れた地点におり月へと移動中だ。12月17日までに約600万キロメートル航行して、月軌道に到着。その後、速度を落として12月末に月の任務である月軌道に乗る計画だ。2023年1月から1年間、月の上空100キロメートルの円軌道を回って任務を遂行する。

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