アモーレパシフィック、米美容ブランドのタタ・ハーパーを買収=韓国報道(画像提供:wowkorea)
アモーレパシフィック、米美容ブランドのタタ・ハーパーを買収=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国の化粧品メーカー「アモーレパシフィック」は1日、美容ブランド「タタ・ハーパー」を運営する米タタズ・ナチュラル・アルケミーの持分100%を買収すると発表した。同社は今回の買収のため、有償増資で約1681億ウォン(約172億8782万円)の資金を調達した。

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現在、米国の美容市場のトレンドは「クリーンビューティ」で、タタ・ハーパーはこうしたトレンドをけん引し急成長を遂げているラグジュアリー・スキンケアブランドだ。

アモーレパシフィックは今回の買収を通じて、北米美容市場の拡大を加速する計画だ。とくにタタズと共に積極的なマーケティング活動を展開し、北米のラグジュアリー・スキンケア市場における地位固めに努める。

このためタタズとの共同研究を通じた製品の強化と、新規カテゴリの拡大を進める。生産・物流施設とプロセスを改善することにより、収益性の強化にも力を入れる予定だ。さらにタタ・ハーパーの欧米でのビジネス拡大やアジア市場への進出に向けた体制整備も並行して進める。

同社は昨今、北米の美容市場で成長を続けている。「ラネージュ(LANEIGE)」「雪花秀(ソルファス)」などの善戦で4~6月期、北米での売上高は前年同期比66%以上増加した。7月に行われた米オンライン小売り大手アマゾンによる大規模販売イベント「アマゾン・プライムデー」のビューティ&パーソナルケアカテゴリでは「ラネージュ」がもっとも多く販売されたブランドとなったほか、「雪花秀」の「ユンジョ(潤燥)エッセンス」は完売した。

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