ソンシン(誠信)女子大学のソ・ギョンドク(徐坰徳)教授は2日、エンゼルスのファンが旭日旗を持って応援していたことに対して球団に抗議したと明らかにした。ソ教授は、「全世界旭日旗追放キャンペーン」を地道に続けている。
先月、ホーム球場でのレンジャーズ戦で、エンゼルスのファンは大谷が登場すると旭日旗を持って応援している様子を画面キャプチャーでネットユーザーが伝えた。
これに対してソ教授は抗議メールで「日本の旭日旗は、ドイツのハーケンクロイツと同じ意味の戦犯旗だ」という点を強調した後、旭日旗に関する英語の映像を添付。
またソ教授は「エンゼルスのファンが大谷の登場時に旭日旗で応援することは、アジア人に戦争の恐怖を改めて想起させる行為だ」と強く抗議した。
さらに「アジア人が多く住むアメリカで、特に全世界の野球ファンが視聴するメジャーリーグにおいて旭日旗の応援は断然、根絶すべきで、今後球団が格別に神経を使ってもらいたい」と強調した。
FIFA(国際サッカー連盟)の傘下機関であるAFCで、2017チャンピオンズリーグ予選の時に旭日旗での応援をした川崎フロンターレに罰金1万5000ドルを賦課したことを例に挙げて、国際スポーツ界の現況を知らせた。
ソ教授は「今まで東京オリンピック、プレミア12、テニスの全米オープンなど各スポーツイベントで旭日旗での応援が登場して物議を醸したが、怒ってばかりいるのではなく、正しく指摘をして再発防止に力を集めなければならない時だ」と主張した。
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