ウクライナの高齢者、「小銃」でロシアの最先端戦闘機を “撃墜”

ウクライナ政府は、ロシア軍の最先端戦闘機を「小銃」で撃墜させた高齢者に勲章を授与した。

5日（現地時間）、英国の日刊紙“デイリーメール”などによると、ウクライナ国境管理局は今月2日、年金生活者の男性高齢者に「国境保護に寄与した功労」により勲章を授与した。この高齢者の正確な年齢は公開されなかった。

この高齢者は今月3日、ロシア軍がウクライナの首都キーウと北部チェルニーヒウなどを攻撃していた当時、所持していた小銃を使用しロシアの最先端戦闘機“Su-34”を破壊した。

Su-34戦闘機は1台あたり3600万ドル以上もするロシア軍の最新戦闘機で、対空ミサイルとレーザー誘導爆弾など最大8トンほどの武器を搭載することができる。

ウクライナ当局は、この高齢者が小銃で敵の戦闘機を破壊した場面の映った映像を公開した。

この映像には、高齢者が撃ったとされる銃声が響いた後、急速に墜落するロシア軍戦闘機の姿と、ウクライナ住民たちの歓声が映し出されていた。