国会産業通商資源中小ベンチャー企業委員会所属のイ・チョルギュ国民の力(与党)議員は9日、報道資料を通じて素材・部品・装備の供給網を安定化させ、企業活動を支援する内容の‘素材・部品・装備産業の競争力強化のための特別措置法’の一部改正案(仮称、素材・部品・装備供給網安定化法)を代表発議したと明らかにした。
イ議員によると、2019年に現行法が全面改正され、素材・部品・装備産業は需要・供給企業間の協力が拡大し、企画・技術開発・実証・量産テスト・生産の有機的連係が強化されるなど、先端素材・部品・装備技術力の確保と供給網安定のための中長期的基盤が用意された。
しかし、需給に支障が生じた場合、国民生活に不便を招き、主力産業の生産支障を誘発しうる重要品目については国内外供給網情報分析、輸入先多角化、国内生産基盤構築、備蓄などに関する制度がまだ整備されていないと指摘された。
李議員が発議した改正案は、素材・部品・装備供給網安定化のための別途の場を新設し、企業の供給網安定のための関連活動を支援する内容が盛り込まれた。常時化された供給網の撹乱に対応するよう法律名も‘素材・部品・装備産業の競争力強化および供給網安定化のための特別措置法’に変えた。
イ議員は「新型コロナウイルス感染症パンデミックによるグローバル供給網撹乱が続いており、米中覇権競争と炭素中立など、政治・経済的問題により供給網撹乱は現在進行形だ。素材・部品・装備供給網安定化のためには安定的需給を集中管理する供給網安定品目を選定し、供給網センターを通じた供給網関連の国内外情報の収集・分析機能が強化されなければならない」と述べた。
続いて「今回の改正案を契機に素材・部品・装備産業の供給網安定化はもちろん、健全な生態系構築を通じた国家安保および国民経済の持続的な成長に寄与する第一歩になる」と強調した。
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