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14日、スリナム政府のサイトによると、アルバート・ラムディン外交・国際事業・国際協力部(BIBIS)の長官は12日(現地時間)の記者会見で、同ドラマについて「制作会社に対して法的措置を検討している」と述べた。
ラムディン氏はこのドラマが麻薬王に関する話を展開し、実際の国家であるスリナムを「麻薬国家」として否定的に描写していると不満を示している。
「ナルコの神」は、ある民間人の事業家がスリナムで活動する韓国人麻薬王を検挙するために、韓国国家情報院の秘密作戦に協力するというストーリーのドラマだ。ドラマの中でスリナムは暴力が横行し、政府が麻薬王と結託して犯罪を庇護する腐敗した姿で描かれている。
ラムディン氏は「表現の自由も重要視されなければならないが、限度もあるだろう。スリナムはドラマで描かれているイメージがすでになくなっている。そのような行動(麻薬取引)もしていない」と強調したという。
スリナム政府は、制作会社に対する法的措置のほかにも、韓国政府に対しても大使を通じて抗議すると明らかにした。韓国の外務省では現地の動向について、公館を通して状況を注視しているという。
韓国とスリナムは1975年に国交正常化し、現在は駐ベネズエラ韓国大使館がスリナムを兼任している。
駐ベネズエラ韓国大使館は13日、ホームページにスリナムに住んでいる自国民を対象に「スリナムに住んでいる方々が、ドラマ放映の余波で大変困っていると思われる。皆様の安全のために、最善を尽くします」と公示した。
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