中国による台湾への軍事的圧力が連日続いている(画像提供:wowkorea)
中国による台湾への軍事的圧力が連日続いている(画像提供:wowkorea)
中国による台湾への軍事的圧力が連日続いている。

台湾ニュースは17日、台湾国防部(省)の発表を引用し「前日の午後5時まで、台湾軍は台湾周辺で、中国人民解放軍所属の軍用機43機と軍艦5隻を探知した」と報道した。

台湾国防部によると、台湾周辺で探知された中国人民解放軍の軍用機43機のうち、J-11戦闘機2機とスホーイ30戦闘機2機は台湾海峡北端の中間ラインを侵犯した。

また台湾国防部は「BZK-005無人機(ドローン)1機は、台湾海峡南端の中間ラインを侵犯した」と明らかにした。

さらに、H-6爆撃機2機とKJ-500早期警戒機1機が台湾西南部の防空識別圏(ADIZ)に進入した。J-16戦闘機12機は台湾海峡の中間ラインを越えたり、台湾ADIZに進入した。

台湾軍は直ちに戦闘機を出撃させ警告放送をする一方、機体追跡のための防空ミサイルシステムを稼動した。

台湾の軍事専門家たちは「中国軍用機による台湾海峡の中間ラインと台湾ADIZへの進入を『ニューノーマル(新たな標準)』にしようとする戦術であり、特定地域を紛争地帯にするための『グレーゾーン戦術』だ」と分析した。

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