「デジタルポップアートNFT」、生態系拡張へ(画像提供:wowkorea)
「デジタルポップアートNFT」、生態系拡張へ(画像提供:wowkorea)
先ごろ発足した「デジタルポップアートNFT」プラットフォーム「MSUC(Mad Skull Universe Club)」が、本格的にプロジェクトを展開する。

 「MSUC」は来る20日に開かれる「メタバースX NFT インサイト2022」イベントにスピーカーとして参加し、「NFTマーケットプレイスの新たな主役」をテーマにプラットフォーム生態系とロードマップについて発表する計画だ。「MSUC」の発表は、午後4時30分に予定されている。

 「メタバースX NFT インサイト2022」は、メタバースの最新技術トレンドを展望し、NFT基盤で急速に展開される新事業戦略に対するビジョンを提示することに焦点を当てた。このためメタバースとNFT、仮想資産分野の各界専門家らがイベントに集結した。

 「NFTNARA」が公開したNFTプロジェクトである「MSUC」は、イドリウムブロックチェーンとウェブ3.0哲学に基盤を置くモダンデジタルポップアート作品だ。「Skull(スカル)」という名前で呼ばれる「MSUC」代表キャラクターは、204種類のさまざまな人格の表情と感性を表現しており、168個のヘアスタイルとヘッドギアは複数の人種と文化、ファッションスタイルを表現。現職のファッションデザイナーたちが直接デザインした249種類のジャケットは、121種類のアクセサリーとともにグッズと連結するように作られた。

 PFPで世界的に有名な「BAYC」はおよそ181個のアイテムで組み合わせた一方、「MSUC」はその約4倍のスカル、肌カラー、タトゥー、ピアス、ヘアスタイル、帽子、ジャケット、アクセサリー、スペシャルエフェクトなど742個のアイテムの組み合わせで1万個の各自異なる作品で作られているため、NFTらは”ひとつのポップアート作品”としての作品性を持つ。

 「MSUC」は、既存のNFTよりユーティリティ要素を強調した。購入と同時に使用権が与えられ、個人や小商工人、フランチャイズおよび企業で事業目的に応じて取り入れられる広報アイテムが内蔵され、すぐに現場でNFTを適用できる点が特徴だ。

 プラットフォーム関係者によると、現在「MSUC NFT」は1万点のうち約1000個だけが公開された状態だ。コレクションシーズン1の最初のドロップ公式のスタートは0.13ETH(約26万ウォン/約2万6000円)だ。プラットフォーム側が今後MS Walletを通じたDefiサービス、MSUC DAOおよび資産イベント、クラブハウスパーティー、社会参加キャンペーンなど、さまざまなコミュニティー活動と「MSUC」トークン発行、OSMU、メタバースおよびキャラクターグッズ、テーマパークなどで”生態系の拡張”を進める方針だ。

 「MSUC」は、先月25日にプサン(釜山)で開かれた「第16回ワールドブロックチェーンサミットNFTメタ釜山2022」と、30日の「第4回デジタル資産フォーラムおよび第3回ケビクラブNite」で相次いで公開されて大きな反響を呼んだ。

 プラットフォーム側は「MSUC NFT」を多様な事業構成案に適用できるように強化した。特に、「NFTメタ釜山2022」で”スカル”が初めて公開され、△ミュージカルプロジェクト△ファストフードフランチャイズ事業△スポーツブランド などに適用できるMSUC NFT事例が直接的に掲示された後、出席者の間で異例の応援と拍手が続いた。

 「NFTナラ」のイム・ジェゴン ファウンダー(創業者)は「『MSUC』は、この時代のポップアートだと考えている。芸術品が同じ価値であるならば、”ビューティフル”でなければならない」とし、「NFTを単純なデジタルイメージとして考えてはいけない。使用できる芸術品であり、NFTの使用書は数えきれない」と述べた。

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