米韓が量子技術の協力センターを開設、次世代の先端技術で協力=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米韓が量子技術の協力センターを開設、次世代の先端技術で協力=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国の科学技術情報通信部は21日(現地時間)、米国のワシントンDCで「米韓量子技術協力センター」の開所式を行い、運営を開始したと発表した。同センターは量子技術分野における両国の協力案件やパートナーの発掘、および連携、協力事業の支援などを行っていく。

韓国は量子技術の研究開発(R&D)においては後発だ。このため同部は米国などの先進国と量子技術関連の協力を積極的に進めることを決め、今回のセンター設立に至った。米国を皮切りに、来年は欧州にも協力センターを開設する計画だ。

これに先立ちムン・ジェイン(文在寅)前大統領と米国のバイデン大統領は5月、首脳会談で新技術分野における協力を約束した。これに続きユン・ソクヨル(尹錫悦)大統領とバイデン大統領は5月21日の共同声明で、量子技術など中核・新興技術を保護、発展させるため民間協力を強化すると発表した。

量子基礎、量子コンピュータ、量子ネットワーク、量子センサーなど6つの分野別の共同研究センターは開所式において、米韓の研究責任者が研究、運用計画を共有した。また協力センターと共同研究センター、および共同研究センター同士による相乗効果の創出に関し協力する方針についても議論した。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101