グーグルやメタの不法な個人情報収集をシャットアウト、政府が対策づくりに着手=韓国(画像提供:wowkorea)
グーグルやメタの不法な個人情報収集をシャットアウト、政府が対策づくりに着手=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国個人情報保護委員会は27日、「ターゲティング広告制度の改善共同作業班」による初の会議を開催した。

班は韓国内外のターゲティング広告の仕組みや海外の動向などを参考にし、利用者の私生活と権利を保護できる制度改善方針を提示する計画だ。

これに先立ち米グーグルと米メタは、利用者の同意なく個人情報を収集しターゲティング広告に活用することで、個人情報保護法に違反した。個人情報保護委員会は14日に会議を開いて、グーグルに692億4100万ウォン(約69億8087万円)、メタに308億600万ウォン(約31億円)の罰金を科し、90日以内に違反行為の是正を求める命令を下した。

今回の処分結果は、ターゲティング広告プラットフォームによる個人情報の収集、および利用と関連した最初の制裁であり、個人情報保護法関連では過去最大の金額となる。韓国におけるユーチューブやフェイスブック、インスタグラムの加入者数を考慮すれば、4000万前後の個人情報が無断で収集されたと考えられる。

同委員会は、グーグルとメタが利用者から能動的な同意を得なければならないプラットフォームでありながら、同意なく無作為で個人情報を収集、活用したと判断している。

一方、グーグルとメタは同委員会の決定に反発し、訴訟を検討中だ。

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