「2022年人口知能(AI)学習用データ構築事業」に参加する、キム・イェリ氏(左)(画像提供:wowkorea)
「2022年人口知能(AI)学習用データ構築事業」に参加する、キム・イェリ氏(左)(画像提供:wowkorea)
韓国の科学技術情報通信部が主管し、韓国知能情報社会振興院(NIA)が推進する「2022年人工知能(AI)学習用データ構築事業」において、スポーツ関連動作データ(ブレイクダンス)構築プロジェクトが進められる。

今回の事業は、ブレイクダンスの韓国代表選手として活動しているブレイクダンスチーム「ギャンブラークルー」のキム・イェリ氏をはじめ現役のブレイクダンサー約100人が参加し、データの完成度向上に貢献する。キム・イェリ氏はダンスの競演番組「ストリート・ウーマン・ファイター」に「YGX」のメンバーとして参加し、話題となったダンサーだ。

これに先立ちSBSのユーチューブチャンネルで、キム・イェリ氏が参加したダンスデータの構築現場を報道している。今後は難しいダンスも、AIを通じて誰でも簡単に練習できるようになる時代を連想させたほか、AIを構築する過程を公開することでも関心を集めた。

大韓ブレイキング競技連盟理事でSBSのブレイクダンス解説委員であるイ・スンジン氏は「今回の事業は、ストリートのような場で体をぶつけながら、もしくは必ず専門家と1対1でしか習得できないという、ブレイクダンスの偏見を完全に打ち破るもの」と話し、ブレイクダンスの注目度向上にも一役買うと期待を寄せた。


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