3日、海外メディアによると、“ウォーキー”という名で活動中だったラッパー、イワン・ヴィタリエヴィッチ・ペチューニンさん(27)は先月30日、動員令に反発し自ら命を絶った。
彼は、「野蛮なウクライナ戦争に参戦して、殺人罪を犯すことはできない」との理由から、このような選択に至ったと伝えられた。
ペチューニンさんの遺体はロシア南部クラスノダール州にある高層ビル付近で発見されたという。
以前、ロシア陸軍に服務していたペチューニンさんは、テレグラム(Telegram)を通してファンたちに残した映像で「あなたたちがこの映像を見ているとき、僕はもう生きてはいないだろう。僕は誰かを殺す準備ができていない」と述べた。また、知人が公開したスマートフォンのメモなどには、「抗議を表現する最後の方法」ともつづられていたことが分かった。
これを前にプーチン大統領は、第2次世界大戦以降初めて動員令を出し、30万人の追加軍人を戦線に送り出そうとしている。現地の若い男性たちは、この徴兵を避けるための方法を必死に模索していると伝えられている。
オンライン上にはペチューニンさんを追慕する文章と共に、プーチン大統領やロシア当局を糾弾する文章が相次いで投稿されている状況だ。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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