朝鮮大学校博物館は30日、任実郡新平面のハガ区域にある旧石器時代の遺跡発掘調査現場で、角すい状石器をはじめ、石刃がついたやりなどさまざまな狩猟道具を発掘したと明らかにした。これは国内では初めてのことで、後期旧石器時代の日本列島と朝鮮半島の交流を理解する上で役立つ貴重な資料と評価される。
ハガ遺跡は文化層の分布範囲が約5万平方メートルに達する大規模な旧石器時代の遺跡で、地層の断面からは後期旧石器の文化層の下にそれより早い時期の文化層が確認される。新石器時代にも人が住んでいたと推定される。330平方メートルの狭い面積を調査しただけで2300点以上の遺物が発掘されるという高い密集度を示したことも注目される。
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