ネイバー、北米最大の中古取引プラットフォーム「ポッシュマーク」を買収＝韓国報道

ネイバーは4日、北米のファッション取引プラットフォーム「ポッシュマーク（Poshmark）」を運営するポッシュマークの持分100%を、16億ドル（USD、約2310億9840万円）で買収すると発表した。同社による単一での買収案件では、過去最大規模となる。

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ネイバーがポッシュマークと、買収に関する話し合いを開始したのは9か月前にさかのぼる。当初はライブコマースソリューションを提供し、アジア市場への進出を支援する方向で話し合いを進めていたが、最終的には買収に至った。

ネイバーはこれまで、韓国では「クリーム」、日本では「ヴィンテージシティ」、欧州では「ヴェスティエール・コレクティブ」といった中古品取引プラットフォームに投資を続けてきた。

今回のポッシュマーク買収によりネイバーは、中古取引市場の中核をなす北米を拠点に韓国・日本・欧州をつなぐ世界規模のポートフォリオを構築することとなった。北米のMZ世代を中心に広がっているウェブ漫画のほか、昨年買収したウェブ小説サービス「ワットパッド」を中心に、ストーリー、エンターテインメント、コマース事業を連携し、サービスを拡大していく計画だ。ネイバーのライブコマース技術などが適用されるだけでも、ポッシュマークは3000億ドル（約43兆3186億円）以上のコスト削減につながるとみられている。