陸軍は6日、「中央航空機事故調査委員会が9月1日に発生したスリオンヘリ(KUH-1)衝突事故を調査した結果、主な原因は操縦士の不注意による人的要因と確認された」と明らかにした。
調査結果によると、操縦士たちは外部状況に対して注意せず、互いに意思疎通することもなく、航空機が接近することを認知できなかった。そのため地上から約190メートルの高さで航空機のメインローターの先端が衝突し、不時着した。
調査の結果、両航空機操縦士はメインローターの一部が損傷した状況でも、人的被害を出さないよう安全地帯に不時着した。衝撃を緩和するための必死の努力をしたとみられる。
不時着以降も火災予防のためにエンジンを停止させるなどの非常措置を取ったと、調査委員会が判断した。
陸軍は「今回の事故を契機に航空安全管理システムを綿密に再検討し、安全が確保された中で完璧な航空作戦態勢が確立されるよう努力する」と述べた。
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