日本政府は11日から新型コロナウイルスの水際対策を大幅に緩和し、韓国などを対象に観光などで訪れる短期滞在者の査証(ビザ)免除措置を再開した。金浦空港のチェックインカウンターに列を作る旅行客=11日、ソウル(聯合ニュース)
日本政府は11日から新型コロナウイルスの水際対策を大幅に緩和し、韓国などを対象に観光などで訪れる短期滞在者の査証(ビザ)免除措置を再開した。金浦空港のチェックインカウンターに列を作る旅行客=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部は11日、今月30日から金浦(ソウル)―羽田(東京)線の運航回数を週28往復から週56往復に増便すると発表した。

 金浦―羽田線は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年3月に運航を停止し、今年6月に再開された。

 同路線を運航する韓国の大韓航空とアシアナ航空、日本の日本航空と全日本空輸はそれぞれ毎日2往復まで運航が可能になり、実際の増便時期は各社が需要を考慮して決定する。 

 国土交通部は今後の需要増加の推移などを踏まえて運航回数の増加を国土交通省と協議する計画だ。

 03年から運航が始まった金浦―羽田線は、ソウルと東京を結ぶ韓日交流の象徴的路線とされる。韓国には仁川空港、日本には成田空港があるが、金浦・羽田空港の方が都心部へのアクセスに優れており、コロナ禍以前は航空会社4社が週84往復運航していた。

 国土交通部の関係者は「査証(ビザ)なしでの入国が可能になり、航空需要が増えている他の日本路線の増便も積極的に支援する」と述べた。 


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