中国・内モンゴル自治区、フフホト市で新型コロナ感染者数「3000人」超える＝中国報道

中国・内モンゴル自治区で、現在新型コロナウイルスに感染している人の数が4200人を超えた。その大部分はフフホト市に集中している。

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市当局は11日、新型コロナウイルス感染症予防対策に関する記者会見を開き、「現段階で同市には3955人の感染者がおり、中・高リスクエリアは551か所に増えた」と報告した。

フフホト市衛生健康委員会の報告によると、11日午前0時の段階での同市における感染確定者数は885人、無症状感染者数は3070人となっている。また、高リスクエリアが435か所、中リスクエリアが116か所指定されている。

フフホト市で広まっている今回の新型コロナウイルスは、オミクロン変異株の派生型「BF.7」であることが分かっている。

市当局は、「今回の新型コロナウイルスは感染スピードが速く、隠匿性（無症状感染者が多いなど）が高いため、最初の感染者が発覚したときにはすでに感染が拡大していたと見られる。重点地域でのPCRスクリーニング検査を開始した後、短期間で陽性者が急増し、医療対応は厳しい試練を受けている」と話した。