【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は19日、北朝鮮が18日午後10時ごろ西部の海岸から黄海に向けて約100発、同11時ごろ東部の海岸から東海に向けて約150発の砲弾射撃をそれぞれ実施したと発表した。着弾地点は2018年9月に結んだ南北軍事合意によって設定された海上の緩衝区域で、韓国領海への着弾は確認されていないという。韓国軍は南北軍事合意に反すると警告し、即時中止を求めた。 北朝鮮は14日にも東西両岸から計560発の砲弾射撃を実施している。当時、北朝鮮は韓国側の砲撃訓練に対抗するためと挑発の責任を転化した。 韓国軍は17日、北朝鮮の核とミサイルなどを想定した定例の野外機動訓練「護国訓練」を開始。今回の北朝鮮の挑発は同訓練と前線地域での韓国軍の砲撃訓練に反発するものとみられる。
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