店舗となったのは1919年に建てられた高級韓屋で、以前は伝統結婚式など韓国文化を体験できるスペースだった。市の中心部に位置する築100年以上の韓屋を、コーヒーを楽しむスペースとして再構成。垂木、梁、柱、床板、外観など本来の古民家の構造を最大限保持したうえで、モダンでありながら温かみを感じられる店舗とした。
とくに大邱市が古典音楽鑑賞室の発祥地であり、文化芸術都市である点を考慮し、デンマークの高級オーディオメーカー「バング&オルフセン(B&O)」と協業して、設計段階から音楽鑑賞に最適なスペースを構築した。
同店舗は、広く落ち着いた雰囲気のなか庭園を眺められる築100年以上の韓屋のほか、飲料を作るバーと、アート作品で構成された現代式韓屋の2棟、および庭園で構成されている。199坪のうち、座席は120席に達する。
長い歴史を持つ床板を最大限生かすため、40席近くの座敷空間を提供。韓屋の落ち着いた雰囲気を楽しめる。縁側にも約20席の座敷席を設置し、庭園を眺めながらコーヒーを味わえるようにした。
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