安哲秀、国民の力議員(画像提供:wowkorea)
安哲秀、国民の力議員(画像提供:wowkorea)
次期党権候補であるアン・チョルス(安哲秀)国民の力(与党)議員は20日、党内の親尹(ユン・ソギョル〈尹錫悦〉)系の間で党大会の党員投票反映比率を高めなければならないという主張が出ていることについて「民心反映比率を下げることは中道層と遠ざかるダメヅマリ」と憂慮した。

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安議員はこの日、自身のフェイスブックを通じて「現行の70代30人党員投票と一般世論調査比率を変えることに対する憂慮事項を申し上げる」とこのように明らかにした。

安議員は「3月の大統領選挙で尹錫悦大統領が得た1639万4815票(48.56%)は、国民の力党員たちと非党員友好層(中道層)が連合して作った結果である。次の総選挙で、わが国民の力はそれ以上を得てこそ勝利できる。今回、非党員友好層の参加をさらに減らしたり、当初から完全に阻止して総選挙で支持を訴えるのは二律背反だ」と指摘した。

続いて「改革はより多くの支持者を参加させる方向に進まなければならない。総選挙の勝利のために外延拡張をするには民心比率をさらに増やすことが合理的だが、異見が激しくぶつかる状況を考えると現行維持が最善だ」と述べた。

また「100%党員投票の主張もあるが、そのような論理なら代議員だけ投票しても良いし、さらに減らすならば国会議員だけ投票しても良い。極端ではあるが、大統領が任命すれば良いのではないか」と反問した。

安議員は「実際、昔は大統領が党代表を任命した。代表選出に参加範囲を拡大してきたのが改革の方向だ。過去に回帰することはできない」と強調した。

逆選択防止条項に関しては「党代表選挙であるため、十分考慮できると思う。既に直前の党代表選挙で国民の力支持層と無党派層に限定して世論調査を行ったので、今回もそのままやれば良い」と述べた。

安議員は「今回の全党大会は単純に党代表を選出することで終わる選挙ではない。総選挙勝利のために全国民の関心を集めることができなければならない。中道層の参加を引き出すことができなければ、失敗した全党大会にならざるを得ない」と述べた。

さらに「特定人を牽制するため、ルールを変えることは堂々としていない。現在のルール通りにしても民心と党本部に逆らう結果は出ないだろう。有利・不利を計算せず、国民と党員の前で堂々とした党内選挙を行わなければならない。それが国民の力が勝つ道だ」と主張した。

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