“復帰説”いじめ問題で韓国リーグ去った双子の姉イ・ジェヨン、帰国後も被害者に法的対応(画像提供:wowkorea)
“復帰説”いじめ問題で韓国リーグ去った双子の姉イ・ジェヨン、帰国後も被害者に法的対応(画像提供:wowkorea)
昨年初め、校内暴力(いじめ)騒動で韓国バレー界に衝撃を与えた後、チームから退団したイ・ジェヨン選手のプロバレーボール復帰説が流れている中、イ・ジェヨン選手が被害者を相手に最近まで法的対応に乗り出していたことがわかった。

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 20日、韓国MBCによると韓国リーグからギリシャリーグに移籍していたイ・ジェヨンは昨年11月、負傷により帰国した後も被害者に対する法的措置を取ったという。

 イ・ジェヨンは被害者を相手に提起した虚偽事実流布の疑いに対して、警察が嫌疑なしと結論付けると検察に異議申請をする一方、被害者側に合意を促したという。

 イ・ジェヨンの双子の妹イ・ダヨンは昨年6月、メディアとのインタビューで「被害者を傷つけた行動をしたことについて申し訳なく思う」としながらも、「被害者の暴露文の中で事実ではない部分もある」と説明した。

 イ・ダヨンは「ナイフを当てて首に刺した、こういうのは全くなかった部分」とし「それを(ナイフを)持って悪口を言っただけだった」と述べた。続けて「わたしと母が選手たちの前でひざまずいて謝った。その子も受け入れて、すべて解決したこと」と話した。

 イ・ジェヨンは「(事実とは)違うことについて明確にしたかったが、球団が無条件に謝罪文を書かなければならないと要求し、文句も全て送ってくれたのでそのまま書き取って書いた」とし「球団がこうしてこそ早く落ち着くと言った」と述べた。

 彼女たちは昨年10月、ギリシャ出国直前のインタビューで「誤った行動には当然責任を負って一生謝罪しなければならないが、しなかったことまで全て加害事実として知られ、非常に大変で苦痛だった」と述べた。

 これに先立って、ペッパー貯蓄銀行のキム・ヒョンシル監督は19日、メディアデーイベント前に記者たちとおこなったインタビューで、イ・ジェヨンとの最近の接触に言及した。

 キム監督は「自由契約選手であるイ・ジェヨンとどの球団が会っても問題になることはない」とし「むしろ球団がイ・ジェヨンに会って感謝する。選手の意見を打診するために会ったという。他の球団も表現はしないが、考えは同じだろう」と話した。

 ただし、キム監督は「われわれが再起させてあげたいからといって(再起が)できることではない」とし、それと共に「実際に迎え入れられるためには以前あったこと(校内暴力)に対して被害者と国民に対する謝罪など先行条件が充足されなければならない」と強調した。

 イ・ジェヨンは双子の妹イ・ダヨンと共に中学時代に校内暴力加害者と名指しされ、所属チームだった興国生命から放出された。

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