【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のムン・ホンシク報道官職務代理は25日の定例会見で、北朝鮮の核・ミサイル脅威の高まりを受けて与党を中心に議論が活発化している核武装や戦術核兵器再配備、北大西洋条約機構(NATO)式核共有に関し、「議論したり検討したりしたことはない」と明らかにした。 李鐘燮(
イ・ジョンソプ)国防部長官も前日の国会答弁で、NATO式核共有が必要だとする与党議員の指摘に、「核に関する訓練を含め、できるだけ多くの部分にわれわれが関与する方向に発展させるため(米国と)協議している。究極的には拡大抑止公約の実行力を最大限に高められるようにしたい」と回答。米国の核兵器を同盟国に配備して同盟国の戦闘機で輸送するNATO式核共有ではなく、米国の拡大抑止公約の実効性向上を協議していくとの立場を示した。
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