日本海上自衛隊「韓国、観艦式出席の回答はまだない」

共同通信は25日、韓国が来月6日に開かれる日本海上自衛隊創設70周年の国際観艦式に出席するかどうかに対する返信をまだ送っていないと報じた。

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　共同通信によると、酒井海上幕僚長がこの日開かれた記者会見で「回答期限が12日までで2週間ほど過ぎたが、まだ招請した韓国と中国の返信がない」と明らかにした。

　酒井幕僚長は「可能な限り返信を待つ」とし「実務担当者間の対話は続いていると理解している」と説明した。

　観艦式は艦隊と将兵などを査閲する行事で、日本は来月開かれる「西太平洋海軍シンポジウム」参加国を観艦式に招待している。米国、英国など12ヵ国の艦艇18隻、米国航空機5機が参加するという。

　韓国も過去に2回、観艦式に参加したことがある。しかし、韓国内では海上自衛隊が日本帝国主義の象徴である旭日旗と類似した海上自衛隊旗を使用しており、批判世論が高い。2018年には日本が問題の海上自衛隊旗を掲揚するなという韓国政府の条件を拒否し、韓国側の観艦式に参加しなかった。

　現在、韓国政府も観艦式への参加を決めていない。24日に開かれた国防委員会国政監査に出席したイ・ジョンソプ（李鐘燮）国防部長官も、「（観艦式参加を）まだ決めていない」と話した。