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ハンファエアロスペースは31日、第3四半期の実績発表で、「現在、大宇造船買収のための実態調査を進めている。長くても6週間の実態調査を終えた後で、本契約を締結する予定」と明らかにした。続けて「その後に公正取引委員会など、政府の審査を経て来年上半期に買収を終える予定」と付け加えた。
大宇造船海洋は先月26日、ハンファグループが2兆ウォン規模の有償増資に参加し、経営権持分(49.3%)を買収する内容の条件付き投資合意書(MOU)をハンファ側と締結。有償増資に参加したハンファ系列社はハンファエアロスペース(1兆ウォン)をはじめ、ハンファシステム(5000億ウォン)やハンファインパクトパートナーズ(4000億ウォン)、ハンファエネルギーの子会社3社(1000億ウォン)などだ。
この買収に伴い、防衛産業系列社の統合を骨子とするハンファグループの事業構造再編も進められている。ハンファエアロスペースは(株)ハンファから分離された防衛産業部門を買収し、100%子会社であるハンファディフェンスを吸収合併する。ハンファエアロスペース民需部門の子会社では、ハンファ精密機械は「(株)ハンファ」が、ハンファパワーシステムは「ハンファインパクト」が各々買収するなど、グループ防衛産業はハンファエアロスペースに統合される。
ただ、ハンファテックウィンは売却を進めたが中断した。ハンファエアロスペース側は「ハンファパワーシステムの売却を8月末に終えた。ハンファディフェンスは11月1日に吸収合併する。(株)ハンファの防衛産業部門を買収する時期は11月末、ハンファ精密機械の売却は来年1月中に予定している」と述べた。
一方、ハンファエアロスペースは第3四半期の売上3288億ウォン、営業利益151億ウォンを記録した。これは昨年同期よりそれぞれ319.9%、0.5%増加した数値だ。直前の四半期と比べると、それぞれ366.8%、23.1%増えている。
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