【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は3日、ブランドコンサルティング大手の米インターブランドが発表したブランド価値ランキング「ベストグローバルブランド2022」でブランド価値が前年比17%成長した877億ドル(約12兆9500億円)と集計され、3年連続で世界5位を達成したと伝えた。1~4位はアップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグルの米国勢だった。 サムスン電子は、スマートフォン(スマホ)やテレビ、家電、ネットワークなど全製品のブランド価値が均等に上昇するとともに、世界的なデータの使用増加に伴って半導体のブランド価値が大幅に上昇したと説明した。 6位のトヨタ自動車との差は昨年の171億ドルから今年は279億ドルへと広がった。 サムスン電子は12年に9位と初めてトップ10入りし、17年に6位、20年と21年に5位を記録した。 インターブランドは、サムスン電子のブランド価値上昇の主な理由として▼消費者中心の経営体制▼あらゆるモノがネットにつながるIoTの自社プラットフォーム「スマートシングス」の機能強化▼折り畳み式スマホや量子ドット技術を用いたQLEDテレビ、オーダーメード型家電「ビスポーク」など革新的な製品の発売▼MZ世代(1980~2000年代生まれ)向けのマーケティング活動――などを挙げた。 サムスン電子グローバルマーケティングセンター長の李英熙(
イ・ヨンヒ)副社長は「全事業部が協力し、真の顧客経験強化のためにさらに努力する」と述べた。
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