米アトランタの地域誌は2日(現地時間)、ブレッシーさんとのインタビューを公開した。
息子のスティーブンさんは今回の梨泰院事故による外国人死者の1人で、韓国で出会った別の外国人学生たちと共に梨泰院を訪れ、被害に遭った。スティーブンさんはジョージア州・ケネソー州立大学に通い、今学期から韓国に留学していた。
ブレッシーさんはインタビューで、韓国当局の対応や対処に怒った。彼は「周囲からソウルに行って息子(の遺体と)対面しないのかと聞かれるが、ソウルに行ったら、怒りが収まらず、収監されてしまいそうだ」と述べた。ブレッシーさんはソウルに行く代わりに、大使館を通して息子の遺体を火葬し自宅に送還させる方法を探している。
また、「現地警察は完全に失敗した。彼らは自身の任務をしなかった。誰かが責任を負うべきだ」と群衆管理対応の不十分さで事件が起こった状況を糾弾した。
ブレッシーさんは息子について「どこに行っても友人を作ってうまく付き合える子だった」と回顧した。実際、韓国で故人と出会った友人たちが、今回の事件後、家族に連絡してきたことが伝えられた。
ブレッシーさんは「友情を大切にする子で、誰にでもすばらしい接し方をした」とし、「(自分の)人生が続いていくことは分かっているが、以前と同じようにはいかないだろう」と息子を失った無念さをあらわにした。
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