【ソウル聯合ニュース】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のフィリッポ・グランディ高等弁務官が9日から3日間の日程で韓国を訪問する。UNHCRの駐韓事務所が7日発表した。 グランディ氏が2016年に国連難民高等弁務官に就任してから韓国を訪問するのはこれが3回目。新型コロナウイルス感染拡大の影響で4年ぶりの来韓となる。 グランディ氏は関連官庁の外交部と法務部、韓国国際協力団(KOICA)との会議を通じて、戦争や内戦、政治的迫害などで故国を離れた難民に関する意見交換を行う計画だ。 11日午前には韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官と面会し、韓国における難民認定審査や移民庁設立などについて話し合う予定だ。同日午後にはUNHCRの駐韓事務所と韓国7大宗教団体の連合体「韓国宗教人平和会議(KCRP)」が共催する懇談会に出席する。 また10日は、韓国の俳優で、UNHCRの親善大使として活動する
チョン・ウソンさんと難民をテーマに対談を行う。チョンさんは14年にUNHCRの名誉使節に任命され、翌年から親善大使を務めている。
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