北朝鮮は9日、またもや弾道ミサイルの発射再開に乗り出した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は9日、またもや弾道ミサイルの発射再開に乗り出した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は9日、またもや弾道ミサイルの発射再開に乗り出した。

韓国合同参謀本部は「軍は9日の午後3時31分ごろ、北朝鮮がピョンアンナムド(平安南道)スクチョン(粛川)一帯から東海(日本海)上に発射した短距離弾道ミサイル1発を捉えた」と明らかにした。

北朝鮮の短距離弾道ミサイル(SRBM)の飛行距離は約290キロメートル、高度は約30キロメートル、速度は約マッハ6と探知された。

米韓情報当局は、詳細な情報を精密分析している。

合同参謀本部は「度重なる北朝鮮の弾道ミサイル発射は、朝鮮半島はもちろん国際社会の平和と安定を害する重大な挑発行為だ」とし「国連安全保障理事会決議に対する明白な違反として、これを強く糾弾し直ちに中断することを求める」と伝えた。

つづけて「軍は北朝鮮のさらなる挑発に備え米韓間の緊密な協力の下、関連動向を追跡・監視しながら確固とした対備態勢を維持していく」と強調した。

韓国軍はこの日、北朝鮮の核とミサイルなど多様な脅威に備えた指揮所練習(CPX)の開始から3日目であった。

特に、北朝鮮による核実験の敢行時期が取りざたされていた米国の中間選挙の開票中の時点で、今回のミサイル発射が行なわれたという点が注目される。

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