Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40
ソウル雑踏事故 管轄警察署の係長が遺体で見つかる=自殺か
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの梨泰院で156人が死亡した雑踏事故の管轄署、竜山警察署の50代の情報係長が11日、自宅で遺体で見つかった。同日午後0時45分ごろ、家族が警察に通報した。同係長は事故発生後、事故の危険性を事前に懸念していた報告書の削除を指示した疑いが持たれていた。 警察は発見当時の状況から、係長が自殺した可能性があるとみて詳しい経緯を調べている。 遺書は見つかっていないが、10日、一部の同僚に自殺をほのめかす電話をかけたという。 係長は報告書を作成した情報官の業務用パソコンから文書を削除させたとして、上司の情報課長とともに職権乱用権利行使妨害と証拠隠滅、業務上過失致死傷の容疑で7日に立件され、捜査を受けていた。立件されてからは休暇を取り、9日には課長とともに職務から外され待機を命じられた。