【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のムン・ホンシク副報道官は15日の定例会見で、米日豪印が安全保障などを協議する枠組み「クアッド」への韓国の参加について、正式に参加するよりも機能、分野ごとに協力を図っていくという従来の立場に変わりはないと改めて説明した。 李鐘燮(
イ・ジョンソプ)国防部長官は14日に国会で、クアッドへの参加努力が必要だとする与党議員の指摘に「その部分について、われわれも同じ考えを持っている」と応じた。 一方で、トランプ前米政権で大統領補佐官を務めたボルトン氏が先ごろクアッドに韓国を組み入れるべきだと主張したことに対しては「正式な参加よりも機能別、分野別に緊密に協力する方向で取り組んでいると承知している」と述べた。ムン氏は、李氏のこの言及は国防部の従来の立場から大きく外れていないと説明した。
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