「ソリパダ」が破産手続きへ、裁判所が会社更生手続きの停止を決定=韓国(画像提供:wowkorea)
「ソリパダ」が破産手続きへ、裁判所が会社更生手続きの停止を決定=韓国(画像提供:wowkorea)
企業の倒産を専門とするソウル回生裁判所の回生17部は14日、音楽配信サービス「ソリパダ」を運営するソリパダの更生手続きを停止することを決定した。更生手続きの停止は、更生やそれに伴う手続きが不可能であるといった理由がある場合に決定するものだ。裁判所から更生手続きの停止を言い渡された企業は、破産手続きを踏むこととなる。

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韓国司法部も同日、ソリパダ更生手続き廃止の理由について「債務者の事業を清算する場合の価値が、債務者の事業を継続する場合の価値よりも大きいことが明らかになった」と説明した。

「ソリパダ」は2000年、音楽の無料共有プラットフォームとして人気を得た。しかし著作権侵害訴訟が起きたほか、大手通信事業者SKテレコム(SKT)による音楽配信サービス「メロン」など後発事業者との競争においても後れを取った。以降、経営難に陥り、直近2年だけでも大株主が5回ほど交代していた。

経営立て直しに向けソリパダはことし5月、裁判所に会社更生手続きを申請した。しかし会計監査において「意見拒否」の判定を受け、これに伴い上場廃止となった。さらに今回、更生手続き停止の決定まで受け、復活の機会を失った。

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