韓国のソウル警察庁(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル警察庁(画像提供:wowkorea)
韓国のソウル警察庁は「イテウォン(梨泰院)のハロウィン転倒事故による犠牲者名簿を公開したオンラインメディア「ミンドゥルレ」(たんぽぽ)と市民言論「ザ・探査」に対する告発事件を、反腐敗・公共犯罪捜査隊に担当させ捜査を開始した」と16日明らかにした。

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ソウル警察庁は現在、関連記録を検討中で、すみやかに捜査を行なう予定である。17日には、与党“国民の力”のイ・ジョンベ・ソウル市議会議員を告発人として呼び捜査する。

2つのメディアは14日、梨泰院惨事の犠牲者155人の実名をウェブサイトを通じて公開したことで物議をかもしている。

このことに対しイ議員は15日「遺族の同意なしに犠牲者名簿をインターネットに公開したのは、情報の主体の同意を得ずに個人情報を第三者に提供したことだ」として、これらメディアを個人情報保護法違反の嫌疑で警察に告発した。

一方これとは別に、市民団体“庶民民生対策委員会”は15日「全犠牲者の名簿は、政府機関の公務員でなければ把握することは不可能だ」とし「これを提供したものと推測される公務員を捜査してほしい」として、ソウル警察庁に告発状を提出した。

また「名簿公開に、野党“共に民主党”のイ・ジェミョン(李在明)代表が関与している可能性がある」と主張し、イ代表を公務上秘密漏洩(ろうえい)と個人情報保護法違反の嫌疑で告発した。

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