“HOOKエンタ”の騒動に突破口はあるのか?1(画像提供:wowkorea)
“HOOKエンタ”の騒動に突破口はあるのか?1(画像提供:wowkorea)
女優パク・ミニョンの熱愛説を皮切りに、HOOKエンターテイメントが継続する騒動に苦しんでいる。

パク・ミニョン の最新ニュースまとめ

 今月10日、警察庁の重大犯罪捜査課は正午から午後5時まで、同事務所社屋の家宅捜索を約5時間ほど行った。警察が芸能事務所を家宅捜索するのは、非常に異例のことだ。

 これに先立ち、所属女優パク・ミニョンと国内仮想資産取引所「ビッサム」の裏ボス疑惑がかけられている、カン某氏との熱愛説が浮上した。沈黙を守ったパク・ミニョンは、ひと足遅れて発表した公式コメントを通じて破局したことを知らせた。そうしつつ、「熱愛説の相手から多くの金銭的提供を受けたという話は、決して事実ではない」とし、「実姉パク某氏も、インバイオジェンの社外取締役から辞任の意思を伝えた状態」と強調した。

 しかし、最近パク・ミニョンの元恋人カン某氏と関連する上場会社3か所でも家宅捜索が行われたことがあり、HOOKエンターテイメントもこれと関連するのではないかという推測が行き交っている。しかし、その後一部のメディアでは、代表を務めるクォン某氏を始めとした、一部役員の横領容疑を確認するために行われたと報道している。警察は、HOOKエンターテイメント経営陣の横領金額が50億ウォン(約5億円)以上である場合、特別経済犯罪加重処罰法適用を検討中だという。

 またそれだけでなく、17日には2017年から所属する女優ユン・ヨジョンとの決別説が広まった。HOOKエンターテイメントは、すぐに「事実無根」と否定した。

 しかし、その翌日の本日(18日)、19年間HOOKエンターテイメントに所属している歌手で俳優のイ・スンギが、精算に関連し、明白な内訳を公開してほしいという趣旨の内容証明を送った事実が分かった。これについて公式コメントを聞くために、連絡を取ったが連絡が取れない状態だった。HOOKエンターテイメントは、午後になり公式コメントを出した。

 HOOKエンターテイメントは、「イ・スンギから内容証明を受け、彼による関連資料を検討して返答を準備中」とし、「双方間に誤解なしに円満に問題を終結するために努力中」と説明した。また、「その間HOOKエンターテイメントに関連し、メディアに報道された一連の事件について、一つずつ立場を明らかにすることができなかった点について、申し訳ないという言葉を伝える」とし、「ある程度、整理ができ次第、関連事項について公式コメントを発表するようにする」とつけ加えた。

 所属俳優たちの疑わしい熱愛説から、芸能事務所としては異例ともなる家宅捜索、そして契約解除説に内容証明まで。立て続けに起こる騒動があらわになり、HOOKエンターテイメントへの視線も冷ややかだ。ひと足遅れて出す公式コメントでこれを解決することができるのか、HOOKエンターテイメントの動向に注目だ。
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