「全知的おせっかい視点」に出演した俳優ヨ・ジング。(画像:画面キャプチャ)
「全知的おせっかい視点」に出演した俳優ヨ・ジング。(画像:画面キャプチャ)
俳優ヨ・ジングが11月19日(土)に放送された人気観察バラエティ「全知的おせっかい視点」(MBC)に出演した。その週の16日(水)に公開が始まった映画「リメンバー・ミー(原題:同感)」の宣伝のためだ。

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そのため、この番組では自宅や行きつけの場所などオフのプライベートな空間を公開する人もいるが、ヨ・ジングは同映画の制作発表会が行われた一日を公開。美容院でメイクをするところから、移動して制作発表会を行い、最後は共演者のチョ・イヒョン、キム・ヘユン、ナ・イヌと食事をするところまでが密着され、ある意味映画のメイキングのような感じではあったが、子役時代から16年を共にしてきたマネジャーとのほっこりした関係が垣間見られた。

ヨ・ジングは、旅行バラエティに出演したことはあるけれど(おそらく「車輪のついた家」のこと)、このような観察バラエティに出演するのは初めてだとし、車や美容院にまでカメラが何台も設置され、密着されるのは新鮮だと言っていたが、いろいろな番組がある中で、映画の宣伝にマネジャーと出演する「全知的おせっかい視点」を選び、さらに好感度がアップした気がする。それぐらい魅力的だったということだ。

ヨ・ジングの密着VTRは、美容院で大笑いしている姿から始まった。普段からよく笑う方だそうで、ヨ・ジングの周りは常に笑顔があふれていた。そして、何よりも18歳の年の差があるヨ・ジングとマネジャーだが、ヨ・ジングがフィルムカメラやレコードが好きなどアナログな感性の持ち主なので話が合うし、出会った頃はマネジャーを「先生」と呼んでいたのが今では「ヒョン(お兄さん)」と呼び、仲睦まじい関係に。

そんなヨ・ジングをマネジャーは「兄弟のようでありながらも人生のパートナー」と表現し、「自分の力でキャラクターを作っていく姿を見ながら、若いけれど大きくなったなと思う」とヨ・ジングの成長を温かく見守り、ヨ・ジングもまた自分がスランプに陥ったとき、そばで支えてくれたとマネジャーに感謝した。

映画「リメンバー・ミー」の共演者と制作発表会が終わった後、食事に行った場面では、ヨ・ジングの紳士的な振る舞いが目を引いた。ヨ・ジングが予約していたレストランに到着し、席に着こうとすると、チョ・イヒョンの椅子をすーっと引いてエスコート。料理が出てくると、ステーキを一口サイズに切り、チョ・イヒョン、キム・ヘユンはもちろん、ナ・イヌのお皿にまで盛ってあげる優しさを見せていたし、みんなの食べるペースを見ながらステーキが足りないと思うや追加注文をするなどマナーも完璧だった。

また、スタジオにも登場したヨ・ジングはバラエティ的な流れに押され(?)、ドラマ「太陽を抱く月」の名ゼリフを再現したほか、アカペラで歌声も披露。イ・ムンセの「秋が来たら」と、一番好きな曲だという「Jannabi」の「ためらう恋人たちのために」を照れながらも甘い声で歌い、レギュラー女性陣をメロメロにした。

さらに、子役時代の懐かしい映像も資料VTRとしていくつも流れたのも、子役出身のヨ・ジングならではだろう。俳優チョン・ウソンと共演した映画「Sad Movie<サッド・ムービー>」のメイキング映像では、目のくりくりしたかわいい姿が。再生回数1,893万回(放送日基準で)の「2012 MBC演技大賞」の祝賀ステージの映像では、ドラマ「太陽を抱く月」でカップルを演じたキム・ユジョン、ドラマ「会いたい」でカップルを演じたキム・ソヒョンと登場し、三角関係に右往左往する初々しい姿が。ただただ、ひたすらかわいく、ヨ・ジングが子役時代から、世の女性たちをキュンとさせてきたというのは間違いない。

そして、“朝鮮カップル”と“21世紀カップル”という祝賀ステージの演出のように、今回の映画「リメンバー・ミー」も時代を行き来している作品だと関連付けて紹介するスムーズな流れで、観客動員数100万人を突破したときの公約を求められると、歌をしっかり練習してまた番組に出演すると答えたヨ・ジング。「全知的おせっかい視点」でヨ・ジングの姿がまた見られることを期待したい。

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