ウィメイドのチャン・ヒョングク代表(画像提供:wowkorea)
ウィメイドのチャン・ヒョングク代表(画像提供:wowkorea)
仮想通貨取引の「アップビット(Upbit)」、「ビッサム(Bithumb)」、「コインワン(Coinone)」、「コービット(Korbit)」が12月8日、ゲームメーカー「ウィメイド(WEMADE)」による仮想通貨「ウィミックス(WEMIX)」の取引を終了する予定だ。

デジタル資産取引所協議体(DAXA)は10月27日、「不確かな通貨流通量を公示」したことを理由に、ウィミックスを留意項目として指定していた。ウィメイドが取引所に提出した流通計画書では、10月末までに2.45億個の通貨が流通することになっている。しかし実際の流通量は3.18億個と、7000万個以上の差があった。

取引所はこれについて「ウィメイド側がDAXAの会員会社に提出した流通計画から超過した流通量は、留意種目として指定された当時を基準として相当量が超過しており、その程度が大きいと判断した」と説明した。

さらにDAXAは投資家に未確認、もしくは誤った情報を提供した点も問題とした。未確認情報とは、ウィメイドのチャン・ヒョングク代表が記者会見で「ウィミックスは昨年、ことしと韓国でもっとも多く取り引きされた通貨であり、保有者も非常に多いため、上場廃止はない」と話したことだ。

一方、ウィメイドの関係者によると、同社はDAXAによる上場廃止決定に対し、取引所別に仮処分申請をするため準備を進めているという。

ウィミックスの価格は、上場廃止決定以降、700ウォン(約73円)まで落ち込んでいる。

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