＜カタールW杯＞涙流すソン・フンミンにガーナ代表スタッフが「記念撮影」を要求…英サポーターが激怒

悔しい敗戦に涙を流すサッカー韓国代表キャプテンのソン・フンミン（30、英トッテナム所属）にガーナ代表のスタッフが記念写真を要求。このシーンを見た英国サポーターらが批判している。

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　韓国代表は去る28日夜（日本時間）、エデュケーション・シティ・スタジアムで行われた「2022カタールワールドカップ」グループH・グループリーグ第2戦のガーナ戦に2-3で敗れた。この結果、韓国は1敗1分け（勝ち点1）となった。

　ガーナに2点を先制された韓国は、チョ・ギュソン（24）の2ゴールで同点に追いつくも、ガーナに3点目が入ると1点を追って攻勢をかけた。後半アディショナルタイムでCKを得るも、ここで試合終了のホイッスルが鳴り、韓国は黒星を喫した。

　試合終了後、ソン・フンミンは悔しさのあまり涙を流していたが、勝利を喜ぶガーナ代表のスタッフらが”スーパースター”ソン・フンミンに駆け寄り、記念写真を要求。これに応じることができず困惑した表情を見せたソン・フンミンだが、一部のガーナスタッフは執拗（しつよう）に写真を要求した。見かねた別のスタッフが間に入り、ソン・フンミンがその場から離れられるように促した。

　このシーンを見た英国のサポーターらは、ガーナスタッフを批判。英国メディア「THE SUN」はSNSに投稿されたサポーターの批判コメントを共有し、「ソン・フンミンが悔しさをあらわにして涙を流していたときに写真を要求するだなんて。あまりにひどい」、「ソン・フンミンが号泣するなか、写真を撮ろうと近寄ってきたガーナスタッフ、どういう神経なんだ」などの反応を見せた。

　一方、次節ポルトガル戦の結果次第では、まだ韓国にも16強入りのチャンスは残されているが、レッドカードが提示されたベント監督は次節ベンチで指揮することができない。