中国・天津、W杯サッカー賭博で14人を逮捕…89人を行政処分＝中国報道

中国・天津市で5日、ネット上で違法なサッカー賭博を行った犯罪グループの14人が逮捕されたと現地メディアが報じた。

天津の警察機関は最近、チャットアプリ「微信（WeChat）」を利用して顧客を集め、ネット上で違法なサッカー賭博を行ったとして14人を逮捕した。賭博資金は約1000万元（約2億円）に達した。

今回の案件は2022FIFAワールドカップカタール大会開催以降、天津市警察当局が検挙した初の賭博事件となる。

逮捕された14人の賭博グループは、他の省から天津市に逃げ込んできたものと見られている。この犯罪グループは「微信」のグループチャットを使い顧客を集め、ワールドカップカタール大会に関連した違法なサッカー賭博を行い、多額の利益を得ていた。

現在、14人は容疑を認めており刑事拘留されている。また、今回の違法賭博に関係した89人が行政処分を受けている。