韓国代表ソン・フンミン、「“折れない気持ち”選手たちに大きな影響…揺れなかった」(画像提供:wowkorea)
韓国代表ソン・フンミン、「“折れない気持ち”選手たちに大きな影響…揺れなかった」(画像提供:wowkorea)
サッカー韓国代表チームのキャプテン=ソン・フンミン(トッテナム)が2022FIFAカタールワールドカップ(W杯)で選手全員が少ない可能性を信じて「折れない気持ち」で最善を尽くしたとし、国民もこのような気持ちで生きて、今後さらに進むことを願っていると話した。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 パウロ・ベント監督が率いるサッカー韓国代表チームはカタールW杯を終えて、去る7日午後4時40分ごろ、仁川国際空港を通じて帰国、約1時間後に姿を現した。

 12年ぶりに16強進出という快挙を達成した代表チームのキャプテン=ソン・フンミンは、「僕がW杯に来る前にした『1%の可能性さえあれば、前だけを見て走っていく』という気持ちのように、選手たちがその可能性を見て走っていったようだ」と思いを明かした。

 ソン・フンミンは「ポルトガル戦を控えて果たして僕らに何%の可能性があっただろうか」と反問した後「しかし、選手たちはその少ない可能性を信じて、『折れない気持ち』で最善を尽くして闘魂を発揮し、そのような試合ができた。(『重要なのは折れない気持ち』という言葉が)僕にとっては非常にすてきな言葉であり、選手たちにも明らかに大きな影響を与えた部分だ。選手、チーム、また多くの国民の方に“折れない気持ち”という文章が刻まれてほしい。(この気持ちで)大韓民国がこれからさらに進むことができればと思う」と述べた。

 韓国代表チームは1敗1分けで崖っぷちに立たされたポルトガルとの1次リーグ最終戦で、最後まで諦めない闘魂で強豪ポルトガルを相手に2-1の逆転勝ちを収めた韓国代表チームは、16強入りという目標を達成した。選手たちが決勝トーナメント進出を確定した後、グラウンドを回ったときに持っていた太極旗(韓国国旗)に「重要なのは折れない気持ち」という言葉が刻まれていた。

 ソン・フンミンはW杯を3週間後に控えて、試合中に眼窩骨折し手術まで受けて、W杯出場に対する懸念を生んだ。しかし、強い意志でカタール入りしフェイスガードを着用したまま試合に出場し、韓国代表チームを率いた。

 ソン・フンミンは「3~4週間前に戻って4試合をフルタイムで走れるのかともう一度尋ねるならば、『おそらくできないのではないか』という言葉が最初に出てきそうだ。4週間が過ぎてこうしてW杯16強まで走って、ここまできたこと自体が本当にありがたいと思う」とし「僕たちが16強に上がることができた最も大きな力は、すべての人々が見えないところで努力したことだ。これは本当に疑いの余地がないと思う」と述べた。

 また、「僕たちは他の選手たちよりも多くの努力をして16強という成果を得た。また、多くの国民、サッカーが好きなファンの応援のおかげで、僕たちが16強という大きな業績を残せた」と感謝の気持ちを伝えた。

 16強戦で対戦した世界最強ブラジルにはソン・フンミンと所属チーム=トッテナムのチームメイトであるリシャルリソンが布陣し、彼らはピッチで対戦しなければならなかった。韓国はブラジルに1-4で敗れ、リシャルリソンも1ゴールを決めた。

 ソン・フンミンは「トッテナムの選手の1人が必ず優勝してほしいと話した。負傷せずにしっかり終えてきてほしいと話した」と述べた。

 ソン・フンミンは繰り返し代表チームの選手たちの努力について強調し、「選手たちがもっとうまくやれるのに、よりによって優勝候補のブラジルに出会ったことが不運だったと思う」とし、「ガーナ戦で試合がうまくいったにもかかわらず、公正ではなかったが、そのような厳しい状況の中でも選手たちがあきらめずポルトガルを相手に良い試合をしたと思う」と話した。

 一方、ソン・フンミンは来る26日に始まる所属チーム=トッテナムの試合に合わせて再びコンディションを引き上げる予定だ。韓国でしばらく休息を取ってからイングランドに向かうとみられる。ソン・フンミンは「できるだけ早く良いコンディションを維持して、所属チームでも引き続き良い姿をお見せできるよう準備することが最も重要だと思う」と述べた。

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