ウィミックス、韓国の仮想通貨市場で取引不能に=韓国(画像提供:wowkorea)
ウィミックス、韓国の仮想通貨市場で取引不能に=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル中央地方裁判所の民事50部は7日、ソフトウェア会社「ウィメイド(WeNade)」が、仮想通貨取引所を運営する「アップビート(UPbit)」、「ビッサム(bithumb)」、「コインワン(Coinone)」、「コービット(Korbit)」を相手取り、自社の仮想通貨「ウィミックス(WEMIX)」の取引中止決定に対する効力停止を求めた仮処分申請を棄却した。

4取引所が所属する仮想通貨取引所の協議体、DAXAは11月24日、許可なく過度に流通させた点を問題としてウィミックスの上場廃止を決定した。ウィメイドが保有する仮想通貨を売って事業に活用し、投資家に確かな流通量を知らせなかったというものだ。

ウィメイドは10月、投資家コミュニティを中心にウィミックスの流通量が異常だと指摘されるや、取り急ぎ流通量を調整した。

同社がアップビートに提出した計画書によると、10月末時点におけるウィミックスの流通量は2億4500万だが、実際には3億1800万と7000万以上の差が生じていた。10月中旬時点の価格で換算すれば、1750億ウォン(約181億6465万円)に達する。

仮処分申請の棄却により、4取引所は予定通り8日午後3時にウィミックスの取り引きを終了した。韓国でウィミックスを扱う取引所は皆無となり、韓国市場で事実上取引不能となった。

7日午後8時10分現在、ウィミックスの価格は520ウォン(約54円)で、上場廃止直前の2100ウォン(約218円)から75%近く暴落している。

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