今回の会合には、韓国原子力安全委員会のイム・スンチョル(林承チョル)事務処長、中国生態環境省のジャン・グァン(江光)国家原子力安全局部長、日本原子力規制委員会の伴信彦委員がそれぞれ首席代表として出席し、日中韓の原子力安全規制担当者約60人が参加した。
今回の会合で3か国は、自国の原子力安全に関する主要な懸案と規制経験を共有し、特に日本原子力規制委員会による福島原子力発電所処理水の排出および海域モニタリングに関する規制活動などについて話し合った。
韓国原子力安全委員会は「日本が福島原発処理水を科学的・客観的かつ安全に、国際法・国際基準に合った方法で処分しなければならない」という点を強調した。またこれとともに、処理水処分のよる環境への影響を綿密に把握するための環境モニタリング強化の必要性を求めた。
今回の会合を通じて日中韓の3か国は「北東アジアの原子力安全」という共通の目標のための協力の必要性を再確認し、韓国原子力安全委員会は「これからも国民の安全を最優先に考え、TRMを通じた韓中日の協力を強化していく計画だ」と明らかにした。
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